昨年7月の大雨で崩落した県道大社日御碕線の仮設迂回(うかい)道路(出雲市大社町日御碕)の整備に貢献したとして、島根県土木部がこのほど、県出雲地区建設業協会(栂野直宏会長)と県測量設計業協会(和田晶夫会長)に感謝状を贈った。
県出雲地区建設業協会は崩落後、24時間体制で道路整備に尽力した。県測量設計業協会は被災状況を把握するためドローンでの調査のほか、道路設計のボーリング調査などを行った。
出雲市内であった贈呈式で、今岡幸延土木部長から感謝状を受けた栂野会長は「今後もインフラ整備や維持修繕に力を入れ、やるべきことをしっかりやる」と気を引き締めた。和田会長は「技術が社会のために役立ってうれしい。励みになる」と話した。
今岡部長は「昼夜問わず対応してもらい、感謝している。今後も地域の守り手として協力してほしい」と述べた。(佐藤一司)