松江市朝日町の松江テルサで、松江市と中国・寧夏回族自治区銀川市の友好都市提携20周年を記念した写真展が開かれている。農業や医療での交流や銀川市の美しい風景の写真が来場者を楽しませている。25日まで、無料。
両市は2004年、友好都市提携を結び、文化や農業、医療分野での交流を通じて友好を深めている。
写真展では松江市立病院の医師が10年、銀川市の医療技術向上のために同市を訪れた時の様子や、銀川市の代表団が有機農業を学ぶために松江を訪れた時の写真など22枚が並ぶ。
銀川市が誇る黄河やラクダが列をなして砂漠を歩いている様子、草木とともに青々と輝く湖を上空から撮影した写真など色鮮やかで壮大な風景に来場者は見入っていた。
写真展を企画した松江市国際観光課国際交流係の佐々木啓祐係長は「今後も連携を深めていきたい」と説明し、来場した松江市東津田町の浜田由子(よしこ)さん(47)は「友好都市とは知らなかったが、銀川市に行きたくなった」と話した。(林李奈)