松江市在住の弦楽トリオによるミニコンサートがこのほど、同市西津田6丁目のさんびる文化センタープラバホールであった。約200人が美しい演奏に聞き入った。
演奏したのはバイオリンの原夏希さん、西原麻衣子さん、ビオラの佐藤美和子さんが、2024年秋に結成した「Trio Belle(トリオ・ベル)」。同じ指導者の生徒だったことを縁に「弦楽器の魅力を知ってほしい」と、仕事の傍ら、島根県内で演奏活動を始めた。
チェロがない珍しい編成のため、メンバーで編曲し、必要な旋律を加えた7曲を演奏した。モーツァルト作曲の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」では、本来はチェロが目立つパートをビオラの佐藤さんが印象的に奏でていた。
島根県奥出雲町亀嵩の農業、原田浩吉さん(70)は「モーツァルトの曲を楽しみに来た。メロディーが良かった」と話した。
市スポーツ・文化振興財団とNPO松江音楽協会が主催した。(森みずき)













