出火から1週間たった岩手県大船渡市の大規模山林火災は5日、焼失面積が300ヘクタール増えて市面積の9%に当たる約2900ヘクタールになった。出火後初となる雪や雨が未明から降り、地元消防の幹部は同日夕の記者会見で「地上隊からの報告では、延焼拡大は見られない」と述べた。降雨が寄与したとみられる。鎮圧状態には至っていない。市によると、5日は視界不良でヘリコプターによる調査ができず、今後、上空から詳しく調べる。

 

 また県と市は、空撮映像や現地調査で住宅、作業場など計78棟の焼失を...