大田市の新庁舎整備を巡り、楫野弘和市長が提出した職員給与を削減する条例案に対し、6日の市議会総務教育委員会(胡摩田弘孝委員長、6人)で、委員から異論の声が上がった。全国で賃上げが進む中、人件費の削減分を整備費に回す考えに「時代に逆行している」などの意見が噴出した。労使合意を踏まえて理解を示す議員もおり、7日の委員会、18日の本会議採決が注目される。

【続報】大田市の職員給与削減案「否決」 市議会委、特別職は可決 7日 

 条例案は新庁舎整備を進める...