浜田市浅井町、浜田医療センター付属看護学校の卒業式が7日、同校であり、卒業生44人が3年間の感謝を胸に医療の担い手として活躍を誓った。
式では卒業生一人一人の名前が読み上げられた後、栗栖泰郎学校長が卒業証書を手渡した。栗栖学校長は「患者さんの思いを想像し寄り添える存在になってほしい」と激励した。
卒業生代表の川本真央さん(21)は実習で患者や家族に関わる経験を積めたことに感謝し「学びの機会を大切にし、多くの人を支え癒やせる看護職に成長する」と力を込めた。
卒業生は既に国家試験を終え、24日に合格発表がある。同校によると、卒業生のうち浜田医療センターに勤める18人を含む30人が島根県内の医療機関に就職する予定という。(中村成美)