グリーンの状態を確認する加藤あづみ競技委員長(中央)ら=大山平原ゴルフクラブ
グリーンの状態を確認する加藤あづみ競技委員長(中央)ら=大山平原ゴルフクラブ

 女子プロゴルフのステップアップツアー「山陰ご縁むす美レディース」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陰中央新報社共催)に向け、日本女子プロゴルフ協会の競技委員らが16日、会場の大山平原ゴルフクラブ(鳥取県伯耆町丸山)を視察し、コースの総距離を前回大会より29ヤード長い6542ヤード(パー72)に決めた。

 加藤あづみ競技委員長や協会スタッフらが現地入りし、ティーイングエリアやグリーンの状態を確認した。

 コースは通常営業時のアウト、インと逆の設定とする。大会時の7番(パー3)を昨年の142ヤードから156ヤードに、13番(同)を昨年の161ヤードから176ヤードにそれぞれ延長する。

 今回で3度目のコースセッティング担当となる加藤競技委員長は、距離延長の理由に選手のレベル向上を挙げ「好プレーで昨年の記録を塗り替えてほしい」と期待した。

 大会は8月28~30日に開かれ、選手108人が出場を予定する。予選ラウンドの50位タイまでが最終日の決勝ラウンドに進む。

 賞金総額2千万円、優勝賞金360万円。27日に大会協賛企業・団体の代表と女子プロが一緒にラウンドするプロアマ大会がある。

(小豆沢颯太)