大型連休を前に動物との触れ合いの場を整えようと、大田塗装看板業組合が16日、大田市大田町の代官山動物園で塗装の奉仕作業をした。
動物園は市が設置する入場無料の公園で、ヤギやサル、ウサギ、鳥類と触れ合える。同組合によると塗装ボランティアは春の恒例行事で、56回目になる。
園内は古くなって補修が必要な所がある。組合員8人が、2匹いるヤギ小屋や滑り台、あずまやなどの再塗装に取り組んだ。
さびを落として下塗りをした後、緑や赤のペンキで塗り直し、きれいな見た目と耐久性を取り戻した。和田貢理事長(49)は「身近な憩いの場所。気持ち良く使ってもらえればうれしい」と話した。
動物園では5月5日午前10時半、ウサギの餌やり体験がある。申し込み不要。(勝部浩文)













