シカなど動物の見学と遊具が同時に楽しめる代官山動物園=大田市大田町
シカなど動物の見学と遊具が同時に楽しめる代官山動物園=大田市大田町
シカなど動物の見学と遊具が同時に楽しめる代官山動物園=大田市大田町

 大田市の中心部・市民公園の一角にある代官山動物園には、サル、シカ、ウサギ、ヤギ、ニワトリなど12種類、54匹(羽)の動物や鳥類を無料で見ることができるほか、手軽な遊具もずらりと並ぶ。1957年に市が設立し、60年以上の歴史がある。遠足や写生大会の会場としても親しまれてきた。

 晴天に恵まれた4月下旬の週末。昼下がりに園内を訪れてみると、子どもたちが歓声を上げていた。

 金網の前に立ち「かわいい」「大きい」と、動物たちを間近に眺めたり、ブランコや滑り台などの遊具で遊んだりしていた。

 傍らでは保護者がお弁当を広げていた。年代にかかわらず、思い思いの形で時間を過ごすことができるのが、魅力の一つだ。

 地元の「大田ロータリークラブ」は今年2月、動物や総合案内板などを寄贈した。市内12社でつくる「大田塗装看板業組合」は大型連休前に、園舎や遊具の塗装と清掃の奉仕作業を毎年取り組んでいる。まさに市民が地域ぐるみで、この場所を支えている。

 指定管理者を務める市体育・公園・文化事業団の大国晴雄理事長は「動物も設備も少しずつ、昔とは姿を変えている。世代を超えてぜひ多くの方に訪れてほしい」と話している。年中無休。(錦織拓郎)