シロイルカが描かれた花壇を楽しむ来場者=出雲市西新町2丁目、しまね花の郷
シロイルカが描かれた花壇を楽しむ来場者=出雲市西新町2丁目、しまね花の郷

 出雲市西新町2丁目、しまね花の郷で、しまね海洋館アクアス(浜田市・江津市)のシロイルカを花で描いた花壇がお目見えした。

 花壇は縦10メートル、横17メートル。白色のペチュニア、黄色とオレンジ色のマリーゴールド、青色のロベリアを6200本使い、シロイルカの親子が泳ぐ様子を描いた。シロイルカの体の部分にペチュニアを植え、顔の先にはバブルリングも作った。4月10日に植え、花が順調に育ち、下旬に入って絵が浮かび上がってきたという。5月下旬まで楽しめる。

 花の郷は山陰道出雲インターチェンジ(IC)に近く、3月の山陰道の延伸で、アクアスとの時間距離が縮まった。両施設を楽しみやすくなったことから、アクアスで人気のシロイルカの花壇を思い立った。

 高速道路を利用して大田市川合町から訪れた清水邦江さん(74)は「きれいに描かれている。家族でアクアスを訪れた時のことを思い出した」と喜んでいた。

 岸真園長(45)は「島根県内の東西交流活発化のきっかけにしたい」と話した。(佐野卓矢)