【松江】島根県警白バイ安全運転競技大会が31日、松江市打出町の運転免許センターであり、交通機動隊と県内10警察署の白バイ乗務員計18人が日頃の訓練で培った運転技術を披露した。
速度メーターを見ずに指定された速度で走行し、正確性を競う「速度感覚競技」や、直線と曲線を組み合わせたコースを速く正確に走行する「傾斜走行操縦競技」など3競技を実施し総合順位を競った。交通機動隊の中谷昂巡査部長(40)が総合優勝した。
競技終了後には、パトカー1台と白バイ6台によるパフォーマンスもあり、パイロンを立てたコースでのスラローム走行や息の合った旋回で観客を沸かせた。
2年ぶり2度目の総合優勝をした中谷巡査部長は、乗務歴15年で2013年の全国大会で団体3位に入ったベテラン。「訓練の成果や今までの経験が生きた。結果を糧に、今後の訓練や若手の育成、街頭活動に力を入れたい」と喜んだ。
(小引久実)