松江署は4日、松江市内の40代男性が交流サイト(SNS)型ロマンス詐欺で現金約100万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。

 松江署によると3月下旬、男性はマッチングアプリで知り合った「松木」と名乗る女性と、LINE(ライン)でやりとりするようになった。

 男性は松木からワインの投資に誘われ、別の人物からオークションに出品するワインの購入名目でお金を振り込むよう求められた。4月24日から5月26日にかけて5回にわたり、複数の個人名義の口座に計100万円を振り込んだ。

 1度は利益として5万円が振り込まれたものの、その後は利益を受け取ることができず、5月29日に同署に届け出た。