防犯カメラの目録を手渡す大野利昭会長(左)=益田市元町
防犯カメラの目録を手渡す大野利昭会長(左)=益田市元町

 益田ライオンズクラブ(LC、会員59人)が街頭防犯カメラ1台を益田市防犯協会に寄贈し、元町の設置場所で19日、除幕式があった。

 防犯カメラは市庁舎南側の道路沿いの民家外壁に設置した。通学路になっている場所で、市防犯協会と益田署が協議して決めた。

 益田LCの大野利昭会長(73)が市防犯協会の山本浩章会長(益田市長)に目録を手渡した後、除幕し、カメラがお披露目された。

 式には関係者15人のほか、近くの吉田こども園から園児13人も参加した。益田署員が小学生と不審者に扮(ふん)し、後ろをつけて声かけする場面のカメラ映像をモニターで確認。園児たちは興味深そうに眺め「見守りありがとう」と声をそろえて感謝を伝えた。

 益田LCはチャリティーゴルフなどの収益金を活用し、2012年から防犯カメラを寄贈し、23台目。大野会長は「犯罪の抑止につながるよう今後も続けていきたい」と話した。(吉田雅史)