サイバー防犯ボランティアの委嘱を受け、決意表明する生徒(右)=松江市柚師町、松江署
サイバー防犯ボランティアの委嘱を受け、決意表明する生徒(右)=松江市柚師町、松江署

 松江署は25日、松江市内の高校生や大学生にサイバー防犯ボランティアを委嘱した。インターネット上の違法な投稿の報告などサイバー犯罪の防止に協力する。

 委嘱されたのは島根大、島根県立大、松江工業高等専門学校、立正大淞南高校の学生、生徒、教員ら計27人。1年間、インターネット上の有害な情報の報告や、詐欺被害防止の呼びかけなどに取り組む。

 委嘱式で松江署の金築和弘署長は「サイバーパトロールや、同世代への声かけでサイバー犯罪の防止に協力していただきたい」と話した。

 委嘱式の後、研修会があり、最近のサイバー犯罪について理解を深めた。

 立正大淞南高3年の澁山妙恵(たえ)さん(17)は「正しい知識を学んで、友達などに呼びかけたい」と話した。(石飛達哉)