島根県立三瓶自然館サヒメル(大田市三瓶町多根)で開催中の特別企画展「THE 昆虫展」の入場者が20日、3万人に達し、節目となった出雲市今市町の園山陽子さん(37)家族に記念品が贈られた。
3人の子どもたちと来場した園山さんは、酒井浩純館長から花束や年間パスポート、カブトムシとクワガタムシのぬいぐるみを受け取った。
8歳の次女が昆虫好きということもあって訪れ「すごくびっくりした。うれしく思う」とあいさつ。月末まで本館玄関前広場に展示される、高さ6メートルのカブトムシの巨大彫刻前で記念撮影に臨んだ。
企画展はサヒメル、しまね自然と環境財団が主催し、山陰中央新報社が共催。7月17日に始まり、国内外の貴重な昆虫を約千点の展示品で紹介する。
9月26日までで、入場料は大人千円、小中高生200円。9月7、14、21日が休館日。 (錦織拓郎)