20日に投開票を迎える参院選で、石破茂首相(自民党総裁)が苦境に立っている。序盤から野党批判が目立ち、終盤は街頭に立つ回数が減り、存在感がかすむ。非改選を含む与党過半数維持に「黄色信号」がともる中、焦りの色は日に日に濃くなっている。

 「国会議員40年目でこれほど厳し...