出雲医療看護専門学校(出雲市今市町)の学生22人が25日、インターネット上の違法、有害情報をパトロールする島根県警の「サイバー防犯ボランティア」に委嘱された。インターネット上で見つけた詐欺サイトや薬物関連情報などを通報する。
同校で委嘱式があり、出雲署の遠藤敦生署長が「市民の皆さんの安心安全の確立に向けて一翼を担ってほしい」とあいさつした。委嘱状を受け取った臨床工学技士学科2年の住田大和さん(19)は「安心安全なサイバー空間の確保に取り組む」と決意を話した。
また、学生でつくるボランティア団体「チームフィッシュ」が同日、出雲署から少年警察ボランティアとしての委嘱を受け、20歳未満の飲酒喫煙防止活動などに取り組む。(片山皓平)