国内で最も有名な文学賞である芥川賞と直木賞がともに「該当作なし」となった。同時に選出がないのは約27年ぶりで、約90年の歴史で6回目と極めてまれ。出版不況下に年2回の「お祭り」として手堅い売り上げを見込む出版業界には大きな痛手となった。...