個性豊かな水彩画を楽しむ来場者=松江市東出雲町揖屋、東出雲まちの駅女寅
個性豊かな水彩画を楽しむ来場者=松江市東出雲町揖屋、東出雲まちの駅女寅

 松江市内の絵の愛好家でつくる「水彩画友志会」(野津博代表)の絵画展が、東出雲まちの駅女寅(松江市東出雲町揖屋)で開かれている。風景や動物など個性豊かな作品が来場者を楽しませている。14日まで。

 同会は2021年に発足し、現在の会員は60~80代の11人。4~6号の近作9点を展示した。

 高知県の清流・四万十川や北海道美瑛町の青い池など美しい自然を題材にした作品が並ぶ。青森県十和田市の自然を題材にした「奥入瀬渓谷」は繊細な筆遣いで木の葉や水の流れなどを表現した。水の流れる音が聞こえてくるような涼しさを感じさせる。

 2匹の子猫を描いた愛らしい作品もあり、来場者は気に入った作品に見入っていた。

 企画した野津代表(79)は「一緒に絵画を楽しむ仲間が増えたらうれしい」と話した。入場無料。

 (佐野翔一)