出雲署は13日、架空料金請求名目で、出雲市内の40代男性が電子マネーなどで36万5千円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると6月25日、男性は出会い系サイトの広告にアクセス。会員登録費として5千円を振り込み、ゴールド会員になれば「ボーナスがもらえる」と言われて3万円を振り込んだ。

 実際にボーナスとして3万9千円が口座に振り込まれた後、会員カードの有効化に必要な費用を求められ、男性は3万円を振り込んだ。さらに「あなたの操作で大量のデータが失われた」と言われ、修復費用として10万円を3回にわたり電子マネーで支払った。

 請求が続き、不審に思った男性が出雲署に相談した。