国内最大の蛇行剣(だこうけん)などが出土した奈良市の富雄丸山古墳(4世紀後半、円墳)から2024年に見つかった銅鏡3枚のうち1枚が、前漢-新の時代に中国で製作された大型の「〓(元の上の一を取り右に虫)龍文鏡(きりゅうもんきょう)」(紀元前1世紀末~後1世紀初頭)と判明し、奈良市教育委員会などが発表した。直径19・1センチと国内で確認された〓(元の上の一を取り右に虫)龍文鏡40枚のうち最大。製作から副葬までに最大約400年が経過した可能性が...