日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と山陰中央新報社が開くステップアップツアー第16戦「山陰ご縁むす美レディース」が25日、鳥取県伯耆町丸山の大山平原ゴルフクラブ(6513ヤード、パー72)で開幕する。山陰で2年ぶりの開催となる女子プロ大会には108人が出場予定。3日間にわたり、レギュラーツアーを目指す選手らが熱戦を繰り広げる。
今季のステップアップツアー賞金ランキング1位のリハナ(20)、2位の小野祐夢(24)、レギュラーツアー通算5勝の服部真夕(33)らが出場。7月にプロデビューした松江市出身の浜崎未来(21)も参戦する。
24日は練習ラウンドがあり、選手たちが本番に向けてコースの特徴やコンディションを確認した。米子市在住の金宮みかど(33)は「目標は優勝。パッティングの出来次第ではビッグスコアが出ると思う」と話した。
競技は、通常のアウトコースとインコースを入れ替えて行う。25、26日の予選ラウンド(36ホール)で50位タイまでに入った選手が27日の決勝ラウンド(18ホール)に進む。
大会では、選手や大会関係者が事前にPCR検査を受けるなど、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底。一般ギャラリーの入場はできない。大会の模様は、CS放送「スカイA」で生中継されるほか、BSS山陰放送が9月12日にダイジェスト番組の放送を予定している。 (藤原康平)