中ノ森寿昭理事長(左)とともに「北斗ソアラFC」の概要を説明する大部由美氏=米子市久米町、ANAクラウンプラザホテル米子
中ノ森寿昭理事長(左)とともに「北斗ソアラFC」の概要を説明する大部由美氏=米子市久米町、ANAクラウンプラザホテル米子

 私立米子北高(米子市米原6丁目)などを経営する学校法人翔英学園(中ノ森寿昭理事長)が27日、中学、高校生を対象とする女子サッカークラブを立ち上げると発表した。公立を含めて所属校を限定せず、競技を希望する子どもの受け皿とする計画。2022年4月に発足させる。
 クラブ名は「北斗ソアラFC」。東京五輪サッカー女子日本代表コーチを務めた大部由美氏(46)=境港市出身、市教育委員会=が監督に就く。
 法人が運営する私立米子北斗中学・高校(米子市夜見町)の校庭を天然芝生化し、拠点として整備。練習は週4日、夏休み中は実施しない。鳥取県サッカー協会が主催し、中学・高校生チームが参加する「鳥取県女子サッカーリーグ」への参入を想定する。
 初年度は中学生10~20人、高校生は人数を限定せず、希望者から選抜する。
 中学女子サッカーの部活やクラブが県西部にない中、日本中学校体育連盟への加盟や国体少年女子の種目創設を見据える日本サッカー協会(東京都)の普及方針に着目し、創設を決めた。
 米子市内で記者会見した大部氏は「強豪チームを作りたいわけではない。サッカーを通じた人間形成を大切にする」と強調。中ノ森理事長は「学校にとらわれない地域と連携した教育のきっかけにしたい」と話した。
 翔英学園は市内で幼稚園2園も経営。クラブ運営を担う「はぐくむセンター」を法人内に設け、系列の園と学校を横断する、幼児からの運動や文化教育も進める。
 問い合わせは翔英学園北斗ソアラFC準備室、電話070(4072)3805。
 (田淵浩平)