総務省は全国の約9000世帯を選び、品目ごとの支出額を「家計簿」と呼ぶ調査票に毎月記入してもらっています。これをまとめた家計調査のデータを使い、全都道府県47都市の個別の記録が残る過去40年間の消費支出の大規模な集計を行いました。

 近年の食品の値上げラッシュが家計の重荷となり、支出全体に占める食費の割合を指すエンゲル係数が、全国で歴史的な高水準に達しています。食費が生活を圧迫する現状について、それぞれの都市の傾向が明らかになりました。

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