江戸時代、多くの家でごく普通に手仕事が行われていた。機を織り、ロクロを廻(まわ)し、紙を漉(す)く。籠(かご)を編んだり、漆を塗る人もいて、それが何代も受け継がれてきた。やがて、手仕事をなりわいにする職人が生まれた。彼らは名声を求めず、「使う人が喜ぶのが一番」という姿勢を貫...
「第5回山陰の匠展」に寄せて 現代志向の「手仕事」紹介 〈神 英雄〉
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