『声優・大山のぶ代さんを偲ぶ会』に出席した清水マリ (C)ORICON NewS inc.
『声優・大山のぶ代さんを偲ぶ会』に出席した清水マリ (C)ORICON NewS inc.

 昨年9月29日に老衰で亡くなった声優の大山のぶ代さん(享年90)を偲ぶ会が29日、都内でしめやかに営まれた。日本初のアニメ『鉄腕アトム』の主人公・アトム役で知られる清水が、大山さんを偲んだ。

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 清水は、劇団の先輩でもあった大山さんに誘われ、声優の道へ。大山さんについて、「本当に昔からのお付き合いをしてましたんでね」と感慨深げに振り返る。「どこであってもペコー!って仲よくしてたんですけど、砂川さんがさきに逝かれてしまったので、どうなったかなと心配していたんです。穏やかにいけたようでよかった」とさみしげに明かした。

 大山さんとはアメリカのテレビドラマ『ザ・ルーシー・ショー』吹き替えでも長く仕事したとし、「仲良くなって、旅行によく行きました。ペコが『あそこいこう』『ここいこう』って言って、すごく楽しい思い出がいっぱいありました」と大山さんの先導で楽しんだとにっこり。「先輩としていろいろなところへ心配して連れて行ってくれたり、仕事も紹介していただいて、いろいろな意味で助けていただきました」と感謝の気持ちをにじませた。

 大山さんは、1933年10月16日生まれ、東京都出身。O型。1979年~2005年の間、テレビ朝日系アニメ『ドラえもん』のドラえもん役を担当。ほか、『名犬ラッシー』『ブーフーウー』『ハリスの旋風』などの声優を務める。夫は俳優の砂川啓介さん。