益田市本町の歴史文化交流館れきしーなで、企画展「写真でみる日本遺産」が開かれ、市民から公募した日本遺産「中世日本の傑作 益田を味わう」の構成文化財の写真が益田の魅力を伝えている。12月1日まで、無料。
フォトコンテストで応募があった130点から受賞作品など30点を展示した。高津川と匹見川、七尾城跡、妙義寺など中世益田にまつわる26の構成文化財から応募者が魅力を感じた場面を撮影した。
益田川河口の交易で栄えた歴史や背景を感じさせる作品や、益田を治めた益田氏の菩提(ぼだい)寺・万福寺のライトアップなどが目を引く。
夫婦で鑑賞した益田市東町の小川照一さん(74)は「きれいな写真がたくさんで、文化や農業の歴史など市内には魅力的なものがあると分かる」と話した。
火曜日休館。午前9時~午後5時。(堀尾珠里花)













