自民党総裁選を控え、菅義偉首相が政権の後ろ盾である二階俊博幹事長の交代を決断した。役員任期制限を柱とした党改革を掲げる岸田文雄前政調会長の「争点つぶし」が狙い。延命最優先に「非常手段」を繰り出した形だ。二階氏と距離を置く安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相の支援を確実にす...
残り1243文字(全文:1381文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる