2万人目の来館者となり記念撮影する谷口美咲さん(左から2人目)=松江市袖師町、島根県立美術館
2万人目の来館者となり記念撮影する谷口美咲さん(左から2人目)=松江市袖師町、島根県立美術館

 松江市袖師町の島根県立美術館で開かれている企画展「永田コレクションの全貌公開〈二章〉北斎-『葛飾北斎期』・『戴斗(たいと)期』編」(島根県立美術館、山陰中央新報社など主催)の来館者数が16日、2万人となり、節目に来館した岡山県倉敷市の会社員谷口美咲さん(30)に記念品が贈られた。

 藤間寛館長らから図録などを渡され、「ダイナミックな作品が楽しみ」と鑑賞を楽しみにした。北斎作品を見るのは初めてという。

 企画展は、島根県津和野町出身の北斎研究者・永田生慈さん(1951~2018年)が県に寄贈したコレクションを展示。大胆かつ繊細に描いた版本や肉筆画など約350点が並ぶ。

 11月3日まで開催し、開館時間は午前10時~午後6時半で火曜休館。当日券は一般千円、大学生600円、高校生以下無料。

(林李奈)