俳優の山田裕貴が、土方歳三役で主演を務める、スペシャルドラマ『ちるらん 新撰組鎮魂歌』。それぞれが抱える「理想」や「野心」を胸に秘めながら家族のような絆で結ばれた、幕末を駆け抜けた熱き9人の「試衛館」の面々に鈴木伸之、中村蒼、細田佳央太ら多彩な俳優陣が集結した。
【個別カット】土方歳三・山田裕貴ら豪華キャストを紹介!
本作は、迫力あるタッチと圧倒的な画力が魅力の橋本エイジが漫画を担当し、「終末のワルキューレ」でも知られる梅村真也が原作で、幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生き様を、ド派手なアクションと、史実に基づきながらも大胆な解釈で描いた人気コミックが原作。
ただ己の“最強”のみを追い求めた喧嘩っ早い“バラガキ”土方歳三が、近藤勇という器と出会い、沖田総司、斉藤一といった強烈な個性を持った仲間たちと共に、歴史に名を刻む“新撰組”をいかにして作り上げていったのか。時代の変革期に自らの生きる意味を問い、命を懸けるほどに熱く滾る覚悟を持って、短くも鮮やかに生きた彼らの生き様を、友情、裏切り、信念が交錯する彼らの物語を、現代的で艶やかに魅力的なキャラクター造形と、史上最速とも評されるハイスピードな殺陣(たて)を交えて映像化。誰も見たことのない、新たな新撰組の伝説を創り上げる。
土方歳三がその門をくぐることになる貧乏道場「試衛館」の道場主にして、道場の面々を父のようにまとめ慕われる近藤勇(こんどう・いさみ)役は、硬派な役柄を演じられる芯の通った精神性と天真爛漫な笑顔、その魅力的なギャップで人の心を掴む鈴木伸之。土方と共に新撰組を支える副長になる、頭脳派・策士の山南敬助(やまなみ・けいすけ)役は、近年、大河ドラマや連続テレビ小説などでの活躍も目覚ましい、静かな佇まいと雄弁な瞳で演じる役の内面を魅せる中村蒼。
「鬼子」と称される若き天才剣士・沖田総司(おきた・そうじ)役は、連続テレビ小説『あんぱん』の好演が話題を呼び、純粋さと危うさが同居する唯一無二の芝居で難役さえも自然に体現する細田佳央太。実直な性格とたゆまぬ努力で試衛館と近藤を支え、この物語で鍵を握る人物・永倉新八(ながくら・しんぱち)役を演じるのは、野性的な魅力と知性を併せ持ち、観る者を惹きつける上杉柊平。
「試衛館一のサディスト」と言われ、一匹狼気質でありながら仲間想いな一面も持つ斉藤一(さいとう・はじめ)役には、触れたら壊れそうな危うさと胸に迫る激情をその身に宿す藤原季節。「試衛館の良心」と称される優しい性格の持ち主だが、ある複雑な事情をかかえる阿比留鋭三郎(あびる・えいざぶろう)役は、その自然体な魅力と唯一無二の感性で多くの映画やドラマで主演を務め、今作の主演・山田と多数共演経験のある杉野遥亮。
試衛館一の槍の使い手で、無口な大食漢・原田左之助(はらだ・さのすけ)役は、その独特な存在感とオーラが光る柳俊太郎。最年少のムードメーカー・藤堂平助(とうどう・へいすけ)役には、卓越した身体能力と熱量ある芝居の実力派・宮崎秋人。試衛館最古参で寡黙な実力派・井上源三郎(いのうえ・げんざぶろう)役は、近年数多くの話題作にバイプレイヤーとして出演する個性派・岩永ひひお。まさに「試衛館」のメンバーのように強烈な個性と実力を兼ね備えた若き実力派俳優が集結。主演の山田も「このメンバーだからこそできた!」と力強く語る“令和の新生・新撰組”を彼らがどう演じるのか期待が高まる。
『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、2026年春にTBSでスペシャルドラマとして地上波放送、さらにU-NEXTでドラマシリーズとして独占配信される予定。
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