池一面のダリアを背景に写真を撮影する観光客=松江市八束町波入、由志園
池一面のダリアを背景に写真を撮影する観光客=松江市八束町波入、由志園

 松江市八束町波入の日本庭園・由志園で18日、園内の池に10万輪のダリアを浮かべるイベント「池泉(ちせん)天竺牡丹(てんじくぼたん)」が始まり、色とりどりのダリアが訪れた観光客の目を楽しませている。11月3日まで。

 イベントは由志園が2019年から毎年開催。松江市の姉妹都市で、国内有数のダリアの球根出荷量を誇る兵庫県宝塚市から花を取り寄せた。「天竺牡丹」はダリアの和名。

 5千平方メートルの池には、黄色や赤、ピンクなど、色鮮やかな大輪が浮かび、観光客らはカメラやスマートフォンで写真に収めた。家族3人で訪れた愛媛県新居浜市の会社員高橋由貴子さん(52)は「色鮮やかで写真に撮ると映える。来て良かった」と話した。

 開園時間は午前10時~午後5時。入場料は一般1500円、小中高生750円。

(藤井俊行)