中国電力が20日、島根原発2号機(松江市鹿島町片句)に搬入した新燃料108体(計約18トン)のうち、安全を確認する検査中に2体が倒れ、協力会社の作業員1人が軽傷を負ったと発表した。放射性物質の拡散や作業員の被ばくはなく、運転への影響はないという。転倒した新燃料は使用せず、構内の放射性管理区域で保管する。

 中電島根原子力本部によると、新燃料は...