作品展の準備をする講師の飯塚睦子さん(右)ら=出雲市大社町北荒木、ギャラリー記田屋
作品展の準備をする講師の飯塚睦子さん(右)ら=出雲市大社町北荒木、ギャラリー記田屋

 【出雲】山陰中央新報社文化センター出雲教室の手編み講座に通う生徒らの作品展「四季のニット展」が25、26の両日、出雲市大社町北荒木のギャラリー記田屋で開かれる。

 衣服や小物など温かな風合いのニット作品や、四季を彩るストールやバッグなど500点超を展示する。

 手編み師範の資格を持つ山根由美さん=現在は千葉県在住=が出雲教室の講師に就いた2014年から愛好者の輪が広がり、作品展は2年に1回開く。今年は54人が出品した。

 教室の1期生、同市上塩冶町の布野直美さん(66)は「1人で集中しても、仲間とおしゃべりしながらしても楽しい編み物の世界は奥深い」と笑顔を見せた。

 展示品は一部販売し、サシェやミサンガを作るワークショップもある。現講師の雲南市木次町寺領、飯塚睦子さん(63)は「編み物って自由でいいよ、という山根先生に感化され、みんなの想像力が膨らんだ。手作りならではの美しさを味わってほしい」と話した。午前10時~午後4時。26日は午後3時まで。

 (今井菜月)