島根大付属義務教育学校(松江市菅田町)の生徒たちが飲酒運転の根絶を目指そうとこのほど、島根大の学生に向けて交通安全の講習会をし、飲酒運転の危険性を訴えた。
講習会を開いたのは同校9年の松本よつ葉さんと(15)と安藤友那さん(15)。授業の一環で飲酒運転をなくす方法を考え、飲酒ができるようになったばかりの大学生に飲酒運転の怖さを実感してもらおうと開いた。
講習会では飲酒した際の視界体験をしてもらおうと、学生が飲酒ゴーグルを着けたキャッチボールや、8の字歩きを体験した。慣れない視界に苦戦した学生たちに「自分は大丈夫と思わないでほしい」と訴えた。
また、生徒が自作した反射材のストラップを配り、夜間に反射材を活用してほしいと伝えた。
松本さんは「飲酒の怖さを自分のこととして考えてほしい」と話し、安藤さんも「飲酒運転によって生活が脅かされないように自分たちの考えが伝わってほしい」と期待した。
(石飛達哉)













