河田陽菜 (C)ORICON NewS inc.
河田陽菜 (C)ORICON NewS inc.

 日向坂46から卒業を発表した河田陽菜(24)が、11日に2nd写真集『テイクオフ』(竹書房)を発売する。デンマークのコペンハーゲンでオールロケを敢行し、無防備な笑顔、リラックスした表情、加入当初からは想像もできなかったような大人のドキっとする顔つきまで、等身大の表情を捉えている本作。インタビュー前編では、1st写真集から約4年、卒業を控えた河田が本作に挑んだ思いや、写真集の見どころ、自身の成長などを語ってもらった。

【写真】撮り下ろしカットも!美しくキュートな笑顔輝く河田陽菜

■写真集ロケは「最後にすごく楽しい思い出ができた、いい期間」

――グループからの卒業を控えてのセカンド写真集を発売するということで、ご自身にとってどのような思いを持って写真集に挑まれましたか。

【河田】自分が卒業を控えているということもあって、本当にアイドルとして残せる最後の写真集になるので、すごく楽しみでもありましたし、早くおひさま(日向坂46のファン)の皆さんに報告したいなという気持ちでいっぱいでした。自分自身もすごく楽しめた撮影でしたし、最後にすごく楽しい思い出ができた、いい期間でした。

――写真集を出すと聞いた時はどんなお気持ちでしたか。

【河田】うれしかったです。でも、すごく驚きもありました。ファースト写真集がすごくおひさまや周りの方からも好評で、「よかったよ」とたくさんの声をいただいたので、セカンド写真集もそう言ってもらえるように頑張らなきゃという気持ちでした。

――撮影に向けて準備したことはありましたか?

【河田】ごはんとかは普段のまま、ストレスフリーに過ごしていました。ジムに行こうと思って契約したんですけど、結局3回くらいしか行けませんでした(笑)。

――河田さんらしいですね(笑)。では、タイトルを『テイクオフ』に決めた思いや意味について教えてください。

【河田】卒業を前に、デンマークへ一緒に旅立つという意味も込めて、いろんな意味でとらえられるんじゃないかなと思い、この写真集にぴったりだと感じて決めました。

――ちなみに飛行機は元々苦手だったとか…。

【河田】そうなんです、昔はすごく苦手で(笑)。でも日向坂46に入ってからいろんな場所に行くようになって、たくさん乗っているうちに大丈夫になりました。初めて1人で乗った時は本当に怖くて、隣の人に心配されるくらいでした(笑)。デンマークまでは十数時間かかりましたが、映画を見たりご飯を食べたりしていたら意外とすぐ着いて。快適に過ごせました!

――初めて足を踏み入れたデンマークの地はいかがでしたか。

【河田】空港に着いた時からすごくワクワクして、「あ、もうここは日本じゃないんだ」って思ったら不思議な感覚で。運転手さんも現地の方で、全てが新鮮でした。

――現地の方と会話はできましたか?

【河田】アイスを頼むときだけ(笑)。

――(笑)。では、デンマークで一番テンションが上がった瞬間は?

【河田】たくさんありますが、1番は誕生日をお祝いしてもらったことです。ちょうど撮影期間が誕生日付近で、チームの皆さんにお祝いしてもらいました。ファースト写真集の時も20歳の誕生日をお祝いしてもらったので、2回もお祝いしていただく機会があるなんて思っていなくて。本当に幸せな瞬間でした。

■“妹キャラ”が今ではすっかり“お姉さん”に

――20歳の節目で発売した1st写真集。アイドル活動の中でも大きな出来事だったかと思いますが、当時の自分を見返したりしましたか。

【河田】しました。やっぱり若かったなと思いましたね(笑)。顔も少し幼くて。前回は「大丈夫かな」とソワソワしていたけど、今回は24歳になって少し大人になった姿を見せられたかなと思います。

――日向坂46として初めて東京ドーム公演を行ったのがちょうど1st写真集を発売した頃。それから一番上の期にもなった今、成長を感じる部分はありますか。

【河田】後輩が本当にたくさん増えて、みんなかわいくていい子ばかりで。昔はとにかく「自分は大丈夫かな」って気持ちだったけど、今は先輩方がご卒業されて、自分たちが一番上の期だってなった時に、後輩たちに恥ずかしくない姿を見せたいなって。そういう気持ちでいます。

――昔は“妹キャラ”でしたが、今ではすっかりお姉さんですね。

【河田】逆に後輩に励まされることもたくさんあるんですけど、最近潮紗理菜さんとお仕事でお会いしたときに、すごくお姉さんで。昔、こうやってかわいがってくださってたなっていうのを思い出したんです。それで改めて一期生さんがいた時の自分と、今の自分って全然違うなって思いました。

――そんな変化を経て、卒業を前に発売する2nd写真集。この作品をファンの方にはどのように見てほしいですか。

【河田】やっぱり何回も見てほしい。1回目はただ純粋に楽しんで見てほしくて。次は一緒に旅行している気分で。3回目は…景色に注目して。4回目は…うーん…会話しながら?とにかく、本当にすごく素敵な写真集になりました。日本に帰ってきて、結構ロスになってしまったぐらい“楽しい”が詰まってる写真集だと思うので、きっとそれが皆さんにも伝わるんじゃないかなと思います。一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。感想待ってます!

■プロフィール
河田陽菜(かわた・ひな)
2001年7月23日生まれ。しし座。山口県出身。B型。身長154.5センチ。愛称は“おひな”“KAWADAさん”。
2017年、「けやき坂46(ひらがなけやき)追加メンバーオーディション」に16歳で合格。雑誌やグラビアでも透明感が高く評価され、多くの表紙を飾る。日向坂46としてはシングルの表題曲だけでなく、ユニット楽曲やライブパフォーマンスでも存在感を発揮。「ガラス窓が汚れてる」「You’re in my way」「43年待ちのコロッケ」などでセンターを務めた。