1986年に第1作が発売された「ドラゴンクエスト」が来年40周年を迎える。その原点である1と2が2025年10月、ドット絵と3DCGが融合したグラフィック表現「HD-2D」でリメークされた。シリーズ生みの親であり、今も制作に携わるゲームデザイナーの堀井雄二さんは今年、旭日小綬章を受けた。かつて大人から目の敵にされたゲームはもはや、日本文化の代表選手だ。堀井さんと、HD-2D版「1&2」でプロデューサーを務めた早坂将昭さんが共に取材に応じ、世代を超えて愛されてきたドラクエを貫く哲学の一端を明かした。
【ほりい・ゆうじ】1954年兵庫県生まれ。早稲田大卒業後、フリーライターを経て、ゲームデザイナーに。代表作は「ドラゴンクエスト」シリーズのほか、「ポートピア連続殺人事件」、「いただきストリート」シリーズ、「クロノ・トリガー」など。
【はやさか・まさあき】
HD-2D版「ドラゴンクエスト1&2」「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」プロデュ...












