長編アニメーション映画『果てしなきスカーレット』初日舞台あいさつが21日、都内で行われ、芦田愛菜、岡田将生、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、斉藤由貴、松重豊、役所広司、細田守監督が登壇。主人公の王女・スカーレットを演じた芦田が、役さながらの強さを秘めた王女を思わせるシルバーのドレス姿で登壇した。
【全身ショット】王女…シルバーのドレス姿で登壇した芦田愛菜
登壇時には、キュートな笑顔でファンに手を振る姿も見せた。この日は、芦田を含め9人のキャストがそろった。芦田は「本当にこんなにすてきな俳優の皆さまと一緒に1つの作品を作ることができたんだっていうのを改めて実感して、すごく光栄に思います」とうれしさをにじませた。
今作では役として歌も披露したことについて聞かれると、「体当たりで演じさせていただけて。歌はスカーレットの気持ちになりきって物語を締めくくることができてとても良かったなと思いますし、一生懸命生きるスカーレットから私自身すごく力をもらえた」と振り返った芦田。「不確実な未来でも明日に希望を持つことは自由な権利だと思うし、映画を観ていただいた皆さんにも、心の中にいるスカーレットを抱きしめてくれるような作品になった」と自信をにじませ、「ぜひ生きるということの当事者であるすべての方に観ていただきたいなと思います」と呼びかけた。
本作は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』などの細田守監督の最新作。テーマは“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の想いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、「死者の国」で再び、宿敵に復讐を果たそうとする今までの細田作品と一線を画す物語となる。
主人公・スカーレット役を芦田愛菜、スカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖(ひじり)役を岡田将生、スカーレットの宿敵・クローディアス役を役所広司、ガートルード役を斉藤由貴、コーネリウス役を松重豊、レアティーズ役を柄本時生、ローゼンクランツ役を青木崇高、ギルデンスターン役を染谷将太、少女役を白山乃愛が務める。
イベントのMCは、日本テレビのラルフ鈴木アナウンサーが務めた。
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