松江市役所
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 松江市は6日、市内の医療機関が10~80代の男女72人に、有効期限切れの新型コロナウイルスワクチンを誤って接種したと発表した。医療機関が対象者への連絡を進めており、健康被害の訴えはないという。

 市は製造するファイザー社に有効性を問い合わせた上で、抗体検査の実施を含め対応を検討する。医療機関の確認漏れが原因として、注意喚起など再発防止に努める。

 72人は1~4日に1回目として接種を受けた。6日午前、接種済証を確認した1人から、有効期限が過ぎているとの連絡が医療機関にあり判明。

 別の医療機関で出た余剰分を市が回収し、8月23日に納品したワクチンで、有効期限は同31日だった。

 有効期限が近いことは納入時に同封した情報提供シートに記載。瓶にも記されていた。

 市は、回収したワクチンを同様に送った市内31医療機関について、31日までに使われたことを確認した。
      (中村成美)