島根県内の書道愛好家でつくる五風会による「第76回五風書展」がこのほど、浜田市内であり、来場者が書道パフォーマンスや会員の力作800点を鑑賞し、書の世界に触れた。
書道パフォーマンスでは子どもから大人まで曲のリズムに合わせて力強く揮毫(きごう)した。浜田高校書道部は筆を走らせる動作を盛大な舞と捉え、創作熟語「瞬舞(しゅんぶ)」をしたためた。五風会員は中国の書作品「蘭亭序」を手分けして丹念に書き上げた。
会場には会員の全国各書展の入賞や入選作が並んだ。文字を独特な書体や線で表現する前衛書の力作をはじめ、五風会を支えた戦後の先人20人の作品も紹介した。
五風会は会員約260人が所属し、研さんの披露の場として書展を毎年開く。戸津川政世会長(62)は「伝統を継承し新しい表現を追究し続ける展示になった。思いを次の若い世代につなげたい」と話した。
(宮廻裕樹)













