技能五輪メダリスト(右)の手本を見る生徒=出雲市上塩冶町、出雲工業高校
技能五輪メダリスト(右)の手本を見る生徒=出雲市上塩冶町、出雲工業高校

 【出雲】工業系学科の高校生による「高校生ものづくりコンテスト」の島根県大会に向けた研修会が6日、出雲市上塩冶町の出雲工業高校であった。電気設備の施工技術を競う「電気工事部門」に出場する生徒が、技能五輪全国大会メダリストの技を学んだ。

 県高等学校工業教育研究会が2月の県大会に向けて毎年開いており、中電工(広島市)の社員で技能五輪全国大会「電工の部」銀メダリストの長岡龍さん(22)と銅メダリストの加嶋竜也さん(21)を招いた。

 県大会では指定された電気設備を2時間以内に完成する技術が問われる。メダリストの2人は、金属管の配管や電線の接続などを模擬施工板の上で実演しながら指導した。長岡さんは「配線パターンを丸暗記するよりも、その場で複線図(配線の設計図)を書くのも一案」と助言した。

 参加した出雲工業、松江工業の4人は食い入るように見つめ、積極的に質問した。出雲工業2年の藤原優大(ゆうた)さん(17)は「器具を付けてから線を書くなど効率的な手順を学ぶことができ、発見ばかりだった」と話した。  (今井菜月)