迫力の太鼓演奏を披露した「日登さくら太鼓」のメンバー=雲南市三刀屋町古城、アスパル
迫力の太鼓演奏を披露した「日登さくら太鼓」のメンバー=雲南市三刀屋町古城、アスパル

 【雲南】社会福祉チャリティー「第19回雲南市民歳末余芸大会」が7日、同市三刀屋町古城の三刀屋文化体育館アスパルであった。市内の17個人・団体が歌や踊り、演奏を披露し、来場者約千人を楽しませた。

 同市立三刀屋保育所の5歳児18人による元気いっぱいの太鼓演奏で幕開けした。「蓮和の会」のメンバーは、しなやかで優美な舞を披露。「みとやスポーツクラブキッズダンス教室」の子どもたちは躍動感あふれる踊りで盛り上げた。

 「日登さくら太鼓」のメンバー10人は、力強い演奏で観客を魅了。「カトレヤの会」は色鮮やかな大傘を回転させながら踊り、観客の目を引き付けた。最後は三刀屋高校ダンス部の1、2年生総勢22人が、同部の代名詞「開幕宣言」など3曲で迫力のパフォーマンスを繰り広げ、会場から盛んな拍手が送られた。

 夫婦で来場した同市三刀屋町三刀屋の佐藤和夫さん(80)は「子どもから大人まで多くの出演者が精いっぱい頑張っている姿を見て感動した」と話した。

 大会は山陰中央新報社と雲南市、JAしまね雲南地区本部、市商工会、市社会福祉協議会が主催し、キラキラ雲南が企画協力。収益金は市内の生活困窮支援など社会福祉に役立てる。(福間崇広)