盆踊りを楽しむ参加者=雲南市木次町寺領、日登市民グラウンド
盆踊りを楽しむ参加者=雲南市木次町寺領、日登市民グラウンド

 雲南市交流盆踊り大会がこのほど、同市木次町寺領の日登市民グラウンドであり、盆踊りの伝承に取り組む団体のメンバーが踊りを披露して、親睦を深めた。

 盆踊り団体の関係者でつくる市盆踊り保存会連絡協議会が主催し、新型コロナ禍を経て6年ぶりに開かれ、16回目になる。市内の木次、大東、加茂の3町から5団体計約100人が参加した。

 大東駅前盆踊り保存会、加茂古大寺踊り保存会、木次盆踊り日登の郷伝承会と順々に登場した。浴衣姿のメンバーが輪になり、太鼓や口説きのリズムに合わせて踊りを披露した。大東踊り河北保存会と佐世盆踊り保存会は合同で踊った。

 最後に「総踊り」があり、全員が参加し、見ていた子どもも加わって踊りを楽しんだ。友情出演した地元の「日登さくら太鼓」による太鼓演奏もあり、迫力の音で会場を盛り上げた。

 同連絡協議会の福原伸幸会長(79)は「楽しく踊れて良かった。来年も開催し、地域の盆踊りを伝承していきたい」と話した。(福間崇広)