クマに大きなダメージを与えるスラッグ弾の射撃場が島根県内にないことを巡り、丸山達也知事は11日の定例会見で「県猟友会の話を聞きながら、改善策が考えられないか検討していく」と述べた。
県内に4カ所ある狩猟用銃の射撃場では、威力のあるスラッグ弾を撃つことができない。県内自治体では練習可能な県外の射撃場を往復する際の旅費など補助がなく、ハンターの負担軽減や練習機会の確保が課題となっている。
丸山知事は、射撃場の新設については「非現実的だ」とする一方、金銭的補助を含め「支援を検討する必要性があるかどうかを市町村と一緒になって考えていく」と話した。
(原暁)













