テレビ東京は12日、アニメ『闇芝居』の新シリーズを放送すると決定した。2026年1月11日から『闇芝居 十六期』が始まる。津田寛治が、紙芝居屋の“おじさん”役で十六期続けて出演する。
【画像】ひえっ!不気味すぎる…『闇芝居』第13期の場面カット
身の回りの怪奇な都市伝説をテーマに、現代では珍しくなった“紙芝居”をデジタル表現で見せる昭和レトロな雰囲気満載の新感覚ホラーショートアニメシリーズ。2013年7月、「深夜のテレ東で突然はじまる紙芝居ホラー」として反響を呼んだ。以来、毎回異なるテーマで期を重ね、2025年7月には “残”の一文字から想起されるエピソードでつづる十五期が放送された。十六期では“結”にまつわる都市伝説を届ける。
十六期続けて紙芝居屋の“おじさん”を演じる津田は、変幻自在の怪演で、一期から変わらぬ独自の世界観を演出。視聴者をかつてない恐怖の世界へと誘う。そして、テレビや映画、舞台で活躍する俳優陣から 平野良、星野勇太、清水優、土屋咲登子、大石ともこ、須釜倫太郎、岡田宇杏、和田依來、アーティストの小泉ようといったバラエティーに富んだキャストが参加する。
脚本は、闇芝居シリーズを数多く手掛けてきた熊本浩武氏、佐々木充郭氏、石上加奈子氏が担当。作画は、竹谷和真氏、海老原優氏、日暮桃花氏、にしやまひろし氏&りえ氏、飯塚貴士氏、テレビ東京の山川典夫氏らが担当する。演出は、前シリーズから引き続き船田晃氏
エンディングテーマは、メジャーデビューを果たしたyosugalaの新曲「マスカレイドナイト」に決定した。叙情的かつ力強いパフォーマンスでライブシーンをにぎわせている yosugalaの激しいロックサウンドが、闇夜の静寂を破り、『闇芝居』と共鳴する。
【コメント】
■平野良
こんなご長寿な作品に携わらせていただけて光栄です。と言いましても私はほぼほぼ「タロちゃん」の一本槍で参加させていただいているだけなのですが。もう10年以上も経つなんてにわかには信じられないくらい、最初の収録時のことをありありと思い出せます。だからなのか、今期のタロちゃんもなんの違和感もなくスルッと演じられました(笑)。ここまで来ると私がタロちゃんを演じているのか、タロちゃんのバーターで私が出られているのかわからないくらいです。私は二期から参加させていただいていますが、最初は紙芝居風という今までにやったことがない形に、なんとも言えないゾワゾワゾクゾクする気持ちが蠢く世界観に戸惑ったと記憶しています。しかしながらそのカラーこそがここまで愛される所以なのだと思います。ぜひ今期も「よってらっしゃい、見てらっしゃい」。
■星野勇太
星野勇太です。いつもご視聴ありがとうございます。十一期から参加させていただき、さまざまな登場人物を演じております。一話完結のお話が多いので、基本的には毎話違う登場人物を演じるのですが、そんな中で僕が継続して演じているのが大原くんです。彼との出会いは十二期。まさかここまでの付き合いになるとは驚きです。彼の登場回がやってくるたびにうれしい気持ちになるのと同時に、彼とはいつまでの付き合いになるのだろうかと不安になります。いつどんな不運が起こるか分からないのが闇芝居ですから。ぜひ視聴者の皆さまも大原くんの今後に注目していただけましたら幸いです。そしてもう一つ気になることがあります、それはタロちゃんです。タロちゃん、率直に怖い…。大原くんとだけは出会わないでほしい。そう願っています。「闇芝居 十六期」もお楽しみください。
■プロデューサー&作画 山川典夫(テレビ東京アニメ局)
信じ難いことかもしれませんが、なんと十六期です。長きにわたり番組を支えてくださったキャスト、スタッフ、視聴者の皆さまには感謝しかありません。そして、今期のテーマは「結」です。果たしてどのような結末を迎えるのか…どうぞご期待ください。また、十六期にして初めてオープニングの作画も担当しました。紙芝居屋の怪しい声が、皆さまの心の奥深くまで届きますように。
■汐見まとい(yosugala)
『闇芝居』は自分が中高生の頃から知っているアニメ作品なので、今回こうしてエンディングテーマを担当させていただけること、とても光栄に思います。今回提供させていただいた楽曲「マスカレイドナイト」は普段のyosugalaよりちょっぴりダークでアグレッシブな楽曲となっています。私たちの音楽で「闇芝居」のミステリアスな世界観に彩りを添えられたらうれしいです!ぜひご期待ください。
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