浜田市と広島県北広島町の神楽団体による大会「小国交流神楽」がこのほど、同市金城町小国であった。6団体が「恵比須(えびす)」や「神武」など10演目を披露し、観客を沸かせた。
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小国地区の住民らに市内外の迫力ある舞を見てもらおうと、小国神楽社中と波佐常盤倶楽部が昨年に続いて開いた。
波佐常盤倶楽部による「天神」で幕開け。浜田市の石見神楽亀山社中の「頼政」をはじめ、北広島町の移原神楽団、雄鹿原上組神楽団、溝口神楽団がそれぞれ「八幡」、「神武」、「滝夜叉姫」などを披露した。約200人の来場者は膝かけやストーブで暖を取り、出店のうどんなども食べながら神楽を楽しんだ。
小国神楽社中の恵比須では、舞台前に出てきた子どもたちに恵比須がお菓子を振る舞った。タイのかぶり物をした子どもを抱っこし会場を笑顔にした。
雄鹿原上組神楽団の寿老更太郎さん(51)は「北広島と島根には神楽の伝わりや交流の歴史がある。今後も連携したい」と話した。小国神楽社中の河崎貴義さん(68)は「人手が少ない自分たちだけでは多くの演目を見せられなかった」とし「多くの人に見てもらえた。神楽に取り組む若い子たちが増えるとうれしい」と涙ぐみながら話した。
(宮廻裕樹)













