移動性高気圧に覆われた山陰両県は20日、12月とは思えないぽかぽか陽気となった。最高気温が浜田で22・7度を記録するなど島根、鳥取両県の14観測地点で20度を超える10月中下旬並みの気温となった。
気象庁によると、主な地域の最高気温は、益田21・9度▽出雲21・3度▽松江20・7度▽米子21・6度▽湖山(鳥取市)21・2度-など。平年より10~11度高く、汗ばむ陽気となった。
松江市殿町の松江城周辺の武家屋敷などでは、上着を脱いで散策する観光客の姿が見られた。
広島市安佐北区から観光に来た会社員、細川卓則さん(56)は「妻とNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の舞台を歩きたかった。天気が良くて気持ちが良い」と笑顔だった。(多賀芳文)













