日本の高市早苗首相と韓国の李在明大統領が13日、奈良での首脳会談後にK-POP楽曲での“ドラムセッション”を行った。この模様は首相官邸の公式SNSでも公開され、大きな反響を呼んでいる。
【動画】10秒で伝わるメッセージ!高市早苗首相&李在明大統領のドラムセッション動画
音楽ジャーナリストの柴那典氏は14日、自身のXでこの出来事を取り上げ、「こないだのトークイベントで『政治がポップカルチャー化している』という話をしたけど、まさにその象徴だなと思う」と言及。「新聞やテレビが報じる共同声明の文言よりもSNSで回ってくるショート動画の方がメディアとして“近い”というのは大前提」としたうえで、「『ドラムを一緒に叩く』というパフォーマンスは『リズムを合わせる』=『歩調を合わせる』というメタメッセージを10秒で、かつノンバーバルで伝える瞬発力を持っている」と投稿した。
さらに、「あの絵面がミーム化しやすい伝播力を持っている」とし、ビジュアルとしての強さとSNS時代の情報拡散性の高さに言及。BTSの「Dynamite」と映画『KPop Demon Hunters』の主題歌「Golden」という2曲を選んだことについても、「単にK-POPの人気曲を選んだだけじゃなく、共に全米1位の曲で『東アジアからグローバルへ』という文脈を忍ばせてる」と読み解いた。
「“単なるパフォーマンスでしょ”と切って捨てるのは簡単だけど、物事はそう単純ではなくて」とし、「“ポップ・ディプロマシーの近年稀に見る成功事例”と捉える方が実態に即している気がする」と総括。視覚・音楽・SNSが連動した文化的外交のあり方として、高く評価する姿勢を示した。
この投稿には、セッションを“ドラム外交”と評したドラマーのピエール中野もリポストするなど、音楽関係者を中心に反響が広がっている。
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