東京五輪ボクシング女子フェザー級で日本女子初の金メダルを獲得した入江聖奈選手(20)=日体大、米子西高出=に、首都圏在住の鳥取県出身者でつくる「東京鳥取県人会」が10日、記念品を贈った。
東京都世田谷区の日体大を訪ねた県人会の吉田政雄会長は「金メダル確定後の言動は皆さんの心を捉えた。鳥取県人の人柄の良さを全国の人に感じてもらい、好感度を高めてもらった」とあいさつ。
快挙をたたえ、倉吉市のハンドバッグメーカー、バルコスのかばんと入江選手が大好きなカエルに関するグッズを贈呈した。
受け取った入江選手は「私自身が鳥取県や鳥取県人の魅力を発信できれば(ふるさとへの)恩返しにもなる。できることを精いっぱいやっていく」と話した。
(白築昂)