出雲市姫原4丁目、島根県立中央病院のロビーで21日、メタボリック症候群対策やフレイル(虚弱状態)予防に関する講演会があり、内分泌代謝科の倉橋清衛(きよえ)医師(44)が中高年期から高齢期の食事や運動の考え方を紹介した。
倉橋医師はメタボ予防として、日本食のような主食、主菜、副菜がバランス良くそろった食事を心がけるよう助言した。肥満の危険因子に早食いがあり、時々箸を置き、かむことを意識することが大切とした。
高齢期には筋肉量が減った「サルコペニア」がフレイルの要因となると指摘。確認の方法として両手の人さし指と親指で輪を作り、利き足でない方のふくらはぎの太い部分を囲う「指輪っかテスト」を紹介した。囲めたり、囲って隙間ができたりすると転倒や骨折のリスクが高いという。
メタボ、フレイル予防に共通して「ちょっとした身体活動」が効果的とした。倉橋医師も診療で次の患者を呼ぶ際、マイクを使っていたのを、待合室まで歩いて直接呼ぶことにしたという。「日常で工夫して、まずはプラス10分の身体活動をやってみてほしい」と呼びかけた。
講演は同病院が毎月開く講座「知って得する健康ミニ知識」の一環で、25人が聞いた。 (黒沢悠太)










