全国中学校軟式野球大会(8月21~25日、千葉県)で山陰両県勢初となる日本一に輝いた大田第二中学校野球部が13日、島根県庁を訪ね、優勝報告した。丸山達也知事は「見事な結果だ。県知事として誇りに思う」と活躍をたたえた。
訪問したのは、いずれも3年生で主将の知野見蒼太(15)、副主将の勝部友悠(ともひさ)(15)、山崎悠登(ゆうと)(15)、小倉跳馬(とうま)(15)の4選手と、植田敬一朗監督(34)。
印象的な試合を尋ねられた知野見選手は、準々決勝を挙げ「全然打てなくて、涙を流すほど精神的に追い詰められた」と回顧。
延長にもつれ込み、チームがつないだ最後の打席で力を発揮し、逆転サヨナラ打を放てたと説明すると、丸山知事は「注目を浴びるところで力が出せるのは大きな能力だ」とねぎらった。 (高見維吹)